不安についての種類は、前回の記事でもまとめています。 あわせてご覧ください。

今回は、前回お話しできなかった不安障害の種類について記事にまとめましたのでご覧ください。

全般性不安障害(GAD)

全般性不安障害とは、漠然とした不安や心配が6ヶ月以上続く病気のことです。

心配事や不安が毎日尽きないため精神的な症状や身体的な症状が出てきます。

しかも、心配事や不安の程度も普通の程度ではなく非常に強くなり本人は非常に辛い気持ちが出てきてしまいます。

うつ病や、パニック障害、社会不安障害(SAD)なども併発して起こりやすいので注意が必要な病気です。

分離不安症/分離不安障害

大切な人、愛着のある人や環境、家などから離れることに対して強く不安を感じてしまう病気です。

子供の頃だけに限らず、大人になっても発症してしまうことがあります。

愛着ある人や家にいれば比較的に落ち着いているのですが、離れてしまうと強い不安を感じてしまうため、たとえば、仕事に向かうとき、学校に向かうときなどに支障が出てしまうケースがあります。

選択性緘黙(せんたくせいかんもく)

特定の環境になると言葉が発せられないことがある病気です。特定以外の環境では普通に言語を発することができる特徴的な病気です。

特に人前や学校で会話する時など、極端に声が小さくなってしまいがちになったり、話ができなくなったりします。

学習面の言語発達障害には問題がないため、友人と話しする時などは流暢に会話ができます。

限局性恐怖症

限られた特定の対象や限られた特定の状況などに強い状況に強い不安を抱く病気のことです。

その場面において、普通の恐怖ではなく極端に恐怖を感じてしまいます。場合によってはパニック発作が起きたりもします。

動物型

例えば、蜘蛛や蛇、虫など特定の動物に対して恐怖を抱くものです。

自然環境型

高所恐怖症や水、雷など特定の環境に対して恐怖を抱くものです。

血液・注射・負傷型

血液を見るだけで恐怖を感じたり、注射針を見ることで恐怖を感じたり、実際に痛みに伴う処置に対して恐怖を感じたりするものです。

広場恐怖症

体調不良が出た時に逃げられなかったり、または助けが得られそうにない状況や場所にいることで強い不安や恐怖感を覚えてしまう病気です。

例えばトイレに行きたくなったらどうしよう、ここで倒れてしまったらどうしようなど不安になってしまうため、地下鉄やバスなど逃げ出せない状況で起きやすくなったりします。

パニック障害と似ていますが、パニック障害と違って予期しないパニック発作が確実に起こるわけではないのが特徴的です。

まとめ

前回も載せましたが、不安障害と一口に言ってもいろいろな種類があることがわかりました。

当てはまるものはありましたでしょうか?

それぞれの病気に対しては、また調査をして各記事にしてまとめて行きたいと思います。