今回は、私が統合失調症になる前の前兆や再発のサインだったものをまとめてみます。

人によってはそれぞれ違うかもしれないので、ご参考程度に。

統合失調症のサイン

まず、私が初めて統合失調症になった時のサインについてお話ししていこうと思います。

ちなみに、私が、統合失調症になって入院した経緯は、ポッドキャストにて配信しています。

ご興味がある方はお聴きください。

音声配信 私が初めて統合失調症で入院するまでの経緯PART1

音声配信 私が初めて統合失調症で入院するまでの経緯PART2

統合失調症の前兆

私が統合失調症を発症する前の年は、ちょうど2018年、北海道地震が起きた時でした。

そのことも原因だったのかも知れませんが、些細なことがキレやすくなったり、何度か寝ていても途中で起きることが起きました。

そして、 私の思考が誰かに読み取られているような感覚が抜け出せなかったので、これがいわゆる思考伝播(しこうでんぱん) の症状の一つだったのだと思います。

ただこの頃は、明らかな幻聴や妄想は出現していなかったので、すでに統合失調症だったのかはわかりません。

自分がおかしいという病識には気づいていました。

その後に、人事異動が入って、仕事のストレスが出てきたのが2019年あたりです。

その頃の症状をまとめてみます。

  • 睡眠障害(中途覚醒:途中で夜、何度か目が覚めてしまう)
  • 焦りや不安の気持ちが強くなる
  • 生きているのが辛くなる
  • 食欲不振(ほとんど食べられなくなる、残してしまう)
  • わけもなく涙が出てくる
  • 集中力の低下
  • 頭の考えがまとまらなくなり、複雑な作業が苦手になってくる

などが症状として出てきました。

いつもと違うサインは出ていたのです。 そこから統合失調症の症状として、悪口を言われているような気がする感覚を覚えていって妄想に発展していきました。

再発のサイン

続いては再発のサインです。

これは病院の入院中に自分がメモしたことなどをまとめています。

  • 人のことを疑いやすくなる
  • 誰に対しても好意を持たれているような感覚になる(謎
  • 被害者意識、もしくは加害者意識を感じるようになる。
  • 焦りや不安が強くなる
  • 音や光が気になる
  • 不眠、寝付けなくなる、途中で目が覚める
  • 新しいことを急に始める
  • 頑固になる、自分の意見を押し通す
  • 短気になる
  • 罪悪感を感じる
  • 冷静な判断能力を欠けてしまう

私の中では、一番強い症状はやはり焦りや不安が強くなることでした。

ただ共通して言えるのは、

食欲不振や睡眠障害が現れる場合は、一般的に病気のサインが隠れている場合が多いので疑った方がいいでしょう。

まとめ

統合失調症を完全に防ぐということは難しいですが、今、病気になっていないのであれば、規則正しい生活を送れているか、いつもと違う自分のサインに気づくこともとても大切だと思います。

早期発見、早期治療は、本当に自分のためになります。(経験者は語ります)